発行:東北銘醸株式会社  
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初孫通信バックナンバー2008年07月号

【酒蔵ニュース】
  冷酒が美味しい、あじさいの季節
 〜キレの良い生もとの酒で暑気払い〜
 酒田は梅雨に入ったにもかかわらず、蒸し暑くもなければ雨もそれ程降ることなく、とても過ごしやすい初夏の日が続いております。蔵にほど近いあじさい公園として有名な飯森山公園も、今が色とりどりのあじさいの花の見頃を迎えています。

 さて、今年の酒造りは5月には終わり、蔵人たちは9月から始まる新しい酒造りに向けて準備を整えているところです。よい酒を造るには、清潔な上に作業しやすい蔵の環境つくりは欠かせません。段取りが全てと気を緩めることなく、非酒造時期を過ごしています。

 酒造技術者向けの講習も盛んに行われています。信頼される味わいは、日々の研鑽と探求心が大切です。研修で身につけたことを、ゆるぎない技術修得や新しい造りへの挑戦などのために活かしたいと考えています。新しいタイプの酒造りと言えば、山形県で共同開発中なのが『コクのある低アルコール』タイプ。今までの日本酒にない新しい感覚の酒への関心が高まる中、わが蔵でも負けじと取り組んでいます。

 7月下旬には国や県の技術指導の先生たちに今年の酒をチェックしてもらう「初呑み切り」があります。杜氏は事前にタンクに貯蔵中の酒を点検していましたが、その出来映えに納得の様子でした。

 先日、うれしい話が私の耳に届きました。とある権威ある先生が「初孫の生もと」のことをとても良い酒だとほめていて、自身の晩酌の酒として購入したとのこと。蔵元冥利に尽きます。なお、今回紹介している『魔斬』も、酵母のチカラを引き出せる生もと造りならではのお酒といえます。
【ニューフェイス紹介】
  中村慎弥君
 この春東京農大を卒業したばかりのフレッシュな中村君、縁あって遙か遠い鹿児島県からやって参りました。
 趣味は本場仕込みのサッカー、中学時代はなんと『全中3位』のメンバーだったことにはびっくりしました。今は気軽にフットサルを楽しんでいるとのことです。
 酒田に来て3ヶ月、やっと酒田弁にも慣れてきたようですが、当初は8割方何を言っているのかわからずに(???状態)まさに異国の地に足を踏み入れた感覚だったそうです。副杜氏から「(ホースの)出し口を持ってこい」といわれたものの“くち”が“くつ”としかききとれず、(実際は大いに訛った“だすぐず”)、靴を持って行って笑われたエピソードもあったようです。
 今時珍しく礼儀正しい好青年で、ちゃんと手を合わせて「いただきます」する姿には、素朴さも相まって好感度がぐっと増してきます。「酒田の人は温かくて女性は美人が多い」と、一緒に働く人たちを喜ばせる言葉も忘れませんでした。
【酒田のうまいもん紹介】
  鵜渡川原(うどがわら)キュウリ
 古くはシベリアから伝わり、江戸時代より酒田の鵜渡川原地方で栽培されていました。実が太く短いのが特徴で、長さが10pにもならない“めっちぇこきゅうり”です。
 主に漬物用に親しまれており、夏の涼味を楽しむバリバリとした歯ごたえとすっきりした苦みが初孫の冷酒にとてもマッチします。
 私も子供の頃に『苦い、苦い』といいながらもよく食べましたが(4個に1個程度とても苦みの強いはずれがありました)、今や作る農家もほとんどいなくなったため、めったに口にできないとても貴重な在来野菜となりました。
【トピックス】
  第10回初孫の酒を楽しむ会
 去る6月13日に、酒田市内のレストラン欅で「初孫の酒を楽しむ会」が開催されました。平成11年の6月に初めて開催した楽しむ会も、今年で節目の10回目を迎えたところです。
今年は10回記念ということで参加者も多く、200名の日本酒好きが工夫を凝らしたフランス料理と、普段は飲めない酒や熟成酒やらとさまざまなタイプの酒に舌鼓を打ちました。
 後藤杜氏による酒の説明と、武田シェフによる料理の説明も絶妙で、会場の皆様も大いに満足してくれた様子でした。来年は11回目、新たな趣向も取り入れながらより楽しめる会にしたいと思います。
【商品紹介】
  料理と楽しむ生もとの酒『魔斬』辛口純米酒
 最近引き合いがとても強いのが、辛口の純米酒「魔斬」。このたび、雑誌「自遊人」の7月号に「寿司との相性ナンバーワンを目指して造られた酒」と紹介されました。
 「辛口」と「純米」は、今の日本酒のトレンドとなっています。魔斬を入れた飲食店様が、「まずは辛口の酒」とオーダーされた際に魔斬を出すと「良い酒を出してくれるね」と客にほめられ、店の格が上がったような気になるとおっしゃっていました。
 寿司に限らず美味しい料理を引き立て、いつまでも飲み飽きしない魔斬の旨さをぜひ体感して下さい。

 ※魔斬とは・・・港町酒田で漁師が使う縁起の良い小刀のこと
酒田のうまいもん紹介
  庄内沖の朝とり「夏イカのもんぺ焼き」
【作り方】
○夏以下の胴と足を離し、内蔵などを取り除き、さっとゆでる。
○合わせ味噌(味噌・砂糖・おろし生姜)にゆでた足を絡め、胴に詰めて焼けば出来上がり。
きっと、姿形が「もんぺ」に似ているから「もんぺ焼き」というのでしょう。
爽やかな潮の香り漂う港町ー酒田ならではの素朴で新鮮な海の幸料理です。
きりっと冷えた初孫の酒とともにガブリひとかじりすれば、懐かしい夏の風味が口中いっぱいに広がります。



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お酒は20歳になってから。 お酒は適量を。